才能
リクエストにお答えしてのネガティブネタ。
結論から先に言ってしまえば、「俺には才能がない、彼らには才能がある」ということ。
・見解の相違は・
本日のミーティング等々を踏まえまして、なんか今の執行部や部員は心配になってしまう理由が少しわかったような気がする。まぁ、ミーティング前後であったことを書きながらやりましょうか。
①働かざるもの
なぜかは良く知らないが、(俺としては)すでに辞めたと思っていたCBがミーティングに参加していた。
なんでこのタイミングでミーティングに来る?と思ったが、おそらくグアムに参加するんだろうなと勝手に予測。
で、本人に確かめる気もせず(ずっとasと話していたのでね)、トレーダーにメールで聞いてみたら「行くみたいだね」と。
別に彼女が行くことには怒ることはない、っつーかそんな権限はないというか今更その必要もないというか・・・。
別に彼女が行って何かをやらかしそうだというわけでもない、っつーかそんな可能性が低くないことの話をしても面白くはないし、やらかしたとしてもそれは本人と今の執行部の問題。
俺が正直びっくりしたのは、合宿はおろか練習にすら参加しない人間が一番おいしいところだけをとる事がまかり通っていること。
2年生は「俺たちは必死になって新人合宿・夏合宿・2年潜りでナビの練習をして、八丈島の計画だって挑戦してるのに、奴は何もしないで参加なんてずるいよ!」とは思わないのか?
3年生は「経験本数が多いとはいえない上に(おそらく現在で20本前後)、練習もしてないし、ブランクの塊みたいなものだから心配だなぁ・・・」とは思わないのか?
1年生は「あ。ここだけ参加って言うのもありなんだ。じゃあ、自分も来年からはそうしよう。」とは思わないのか?
本人も自分の練習の不足やブランクの事を気にしないのか?
なんの努力、なんの貢献もしてない(本人がしようとしていたり、周りが評価していたとしても俺にはそうは見えない)ような奴と同じ土俵に上がって気持ちいいか?
とそのときは思った。
②人事を尽くさず、天命はきて当たり前。
ミーティングのあと、川奈の打ち合わせ。
まぁ、ガイドダイビングだから仕方ないのかもしれないが・・・。
多分、当日の天気予報や海況予測をしている奴なんていないだろうなぁ。
せめて潮汐くらいは言うのかなと思ったけど、それもなし。
上級生なら、「この潮汐ならEN/EXはやりやすいな」とか「久しぶりの1年生がいるから、これだとビーチで歩く距離がながくなるのを気をつけないとなぁ」とか考えてもいいもんだろう、と思っていたけど、ガイドだからなのかやっぱりそんなことは考えられもしない。
で、実は俺としては今回留意するポイントとしてタンクの問題を考えていた。
川奈ではビーチとボートで使用するタンクが異なると聞いていたから、これは気をつけないといけない、と思っていた。
話が一切出ないから、「ボートとビーチでタンクが異なるってのを聞いたことがあるんだけど、どうなの?」と聞いたら、「ガイドさんがいるんで問題ないです」と。
俺は、ガイドがいるからといってガイドに頼るダイバーを目指していた覚えはない(助言を求めることとすべてを頼るのは違う)・・・。
ガイドに言われる前にウェイト量くらい自分で考えられるダイバーになるためにいろいろ考えてきたんだし、後輩だってそんなダイバーになってほしいと思って育ててきた。
しかし、ガイドがいるならガイドに頼ればいいらしい・・・。
後輩は「この人、何を的外れなことを言ってるんだ?」と思っているんだろうけど、それはこっちのセリフだよ。
ガイドがいてもいなくても潜るのは自分たちだろう? そこで主体性をもてなくて何のために今までセルフダイビングをするための努力をしてきたの?
と、そのときは思った。
せめて、事前にプール練習はちゃんとやって体を慣らすのかなと思った(1年生の中にはほぼ2ヶ月ぶりにダイビングをする人間がいる)。
が、「え?土曜日の練習って休みじゃないの?」「俺、練習入りません」みたいなリアクションばかり。
やっぱり誰も不安じゃないらしい。たいした自信だ。
俺はほぼ1ヶ月ぶりのダイビングでも不安だから、せめてプールに入って耳抜きの具合やフィンワーク、その他のスキルを確認したい(もちろん、体調を崩さない程度の練習で)。
どうやら、みなさん若者らしく余裕らしい。というか、海の前に体を休ませることを優先したらしい(川奈に潜る連中は百歩譲ってわかるが、グアムの連中がこのタイミングで体を休ませる理由がわからん)。
③天才ですから
電車の中で考えた。
なんで、みんな俺が感じているような不安を感じないのか?
その理由がおそらく「自信」のあるなしなんだろうなと思った。
自信があるから、事前の調査や計画をしない、ブランクがあっても練習なしでやっていける。
実際に今までたいした失敗もトラブルもなくやっているから自信があって当然。
じゃあ、何で俺はいつまでたっても自信がないのか?
理由のひとつは過去に失敗が多いから。
海での失敗(ロスト、エア切れ、海難)はもちろん陸での失敗(部内不和、内政混乱、スキャンダル、外交失敗)を数え切れないくらい経験してきた。
だからいつまでもその恐怖や不安が消えない。それを払拭するために注力する。
一方、彼らには成功体験のほうが多いのではないか?(もちろん失敗経験がないとは言わない)
「あぁ、こんぐらいやれば成功するんだ、失敗しないんだ」という風になっているんだろう。
それはおそらく彼らの考え方・やり方・能力が優れているからだとも考えられる。
次の理由に、「先輩・上級生の存在」が考えられる。
俺たちの代の先輩(つまりは師匠とenvironmentさん)はぎりぎり体育会系の厳しい状況を潜り抜けてきた人たち。
で、俺たちはそんな人たちから教えられ、その技量を見せ付けられてきた。
そして、実際に追い越せたものや追いつけたものはいない(と俺は考えている)。
だから、俺の中ではあの人たちはイツまでも「すごい先輩」なわけだ。
目標になりえる存在なわけだ。
一方、彼らの先輩(つまり俺たち)はどうか。
正直なところ、「たいしたことない先輩」と思われているだろう。
どんな因果かはわからないが、近年、後輩のセンスが優秀すぎて、俺が苦労したことを彼らはたやすくやってのける。
スキンにしてもスクーバにしても。
だから、おそらく2年生くらいになると、「この先輩、何を偉そうなことを言っているんだ?息だって俺のほうが長いし、消費率だって俺のほうがいい。スクーバのスキルも全然出来てるし、何も学ぶことないよ。」とか「あぁ、このスキルってこんなもんでいいんだ」あるいは「練習しなくても怒られないんだ。つーか、練習しなくてもできるじゃん」とか思われているんだろう。
だから、すでに先輩と互角あるいはそれ以上、という意識があるから、自分たちの能力に口で言うほど不安を感じていないんだろう。
そして3つ目の理由として、部やセルフダイビングへの思い入れの強さが考えられる。
俺たちはまず、部の存続という問題にぶち当たった。
で、どうにかこうにか部員が入ってきてくれた。
そのうちインストラクターから「今のままじゃセルフダイビングはできないよ」と言われて、セルフダイビングのスタイルを続けることに躍起になった。
で、どうにかやってきた。
部の存続やセルフダイビングにかけてきた時間と努力や情熱は半端じゃない(と俺は思っている)。
少なくとも、それらの難しさを知っていはいるはず。だから不安になる。
一方、彼らはどうか?
彼らは部の存続やセルフダイビングの維持のために俺たちがどんだけ苦しんだか知らない(見せないようにしていたのは事実)。
というより、2年生以下(もしかしたら3年生も含まれるのかもしれない)にとって、部は当たり前に存続していた・するものだし、セルフダイビングも当然のようにやっていた・やれるものだから、躍起になってこだわる必要はないものなんだろう。
そのため、部でやるダイビングは「ファンダイビング」じゃないし、ガイドに頼れるならガイドに頼りたいと思うのだろう。
以上のように、3点の理由を挙げたが、これ自体は決して悪いことではないのだろう。
才能の違いが自信の違いを生む。
自信の違いが見解の違いを生む。
見解の違いが老害をいらだたせる。
多分、こういうことなんだろうな。
そうなると、俺が考えているダイバーとしての完成形・サークルの理想像と
周りの考えているダイバーとしての完成形・サークルの理想像が食い違っているのだろう。
だから、昼間のミーティングでトレーダーが言っていたような「ラガーをいらいらさせていたと思われる状況」なんて、もしかしたら誰もが望んだ状況なのかもしれないよ?
少なくとも執行部当時の俺は我慢できなかっただろうけど、みんなにとってはそっちのほうがいいんじゃないの?
まぁ、追記になるけど、
去年、俺たちは秋合宿をするためにフリッパー大会に出なかったわけじゃない(挙句、秋レスキュー合宿もつぶしてツアーに専念という結果を生む)。
だから、今の2年生ってのは他の大学がどれだけ真剣に取り組んでいるか?どれだけ早いか?自分たちの能力がどのくらいのものか?ってのを知らない。
だから、必死こいて練習しなくても勝てる!と思ってしまうのは当然だし、俺たちのせいなのかもしれない(実際、俺には今のままの練習ペースで彼らが勝てるかどうかはわからない。もちろん可能性がないとは言わない)。
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